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vol.64
2024.10.31
11月4日、いよいよ本番です。子どもたちは緊張しつつも楽しみに待っています。ぜひ気になったことは話しかけてみてください。「これどんな仕組みになってるん?」「これについてもう少し教えて」などどんな質問でも大歓迎です。
半年間の「自分カイシャづくり」体験を通じて、これまで商品やサービスを受ける側、遊ぶ側だった子どもたちが、サービスを提供する立場の考え方を学ぶことができました。
スマホ誕生後に生まれた子どもたちにとって、タップひとつで情報にアクセス出来たり、動画やゲームで楽しんだりするのは当たり前かもしれません。しかし、その裏には誰かが商品やサービスを提供していること、そしてその提供者が自分のアイデアを形にする喜びを感じていること。その未知の視点を体感していきました。
自分の商品サービスを提供するのは楽しいだけではありません。不便や苦労を経験し、その中で「ここをこう修正してみよう」「次はこんなことをしてみよう」という試行錯誤をしていきました。でもこれが学びの本質だと、私は思います。この習慣を身につけることで、だんだんと自分のアイデアを形にすることに喜びを感じ、学びたい!働きたい!という意識になっていくでしょう。
先日、若者の離職率が過去最高になったというニュースを耳にしました。新卒3年以内の社会人が離職する確率は34.9%。いろんな背景があるとは思いますが、大きなものとして「会社に入る前の期待と実際に働いてみた現実とのギャップ」が要因かと思います。
多くの場合、学校教育では「良い会社に入る」ことをゴールにしています。勉強して、テストで良い点数を取って、できるだけ偏差値の高い大学に入る、そして大企業に就職する。。その頑張りは素晴らしいことだと思います。(私もそうでした。)
ですが実際社会に働き始めると「思っていたのと違う」となって、「他の会社を探そう」と辞めてしまう傾向が高いのが現代社会の問題です。
離職した理由を見てみると、「会社からサービスを受ける」という視点で会社選びを行っている様子が見てとれます。「自分の居心地が良い会社はどこか?」「自分を認めてくれる上司がいいな」という考え方。もちろん価値観は人それぞれですが、「自分の得意を活かせる」とか「お客さんを喜ばせる」とか「人生における成長の機会」とか、「サービスを提供する側の視点」としての想いが弱いように感じます。
「言われた通りにやるのが仕事」というような認識だと、仕事にやりがいを感じません。でもこれらは、その人個人の問題というよりも、学校教育のシステムが影響しているとも考えられます。成績や結果だけで評価されがちで、物事をどのように考え、感じたかというプロセスが見落とされがちです。複雑な現代社会だからこそ、様々な視点から物事を捉え、考えることがますます重要になってくると思っています。スクールでYononakaを開催しているのも、こうした多様な視点を養うための学びです。
「学ばなければならない」から「学びたい!」へ、「働かなければならない」から「働きたい!」へ。
自分カイシャづくり体験やYononakaによって、主体的な意識になっていけば、何よりです。学ぶ意義や目的が明確になり、人生で何に時間(リソース)を費やすべきかという方向性がはっきりすれば、それに向かって全力で進むことができると思います。努力が必ずしも報われるとは限りませんが、自分のやりたいことを目標に定め、それに向かって進むことで、成功の可能性は高まるでしょう。引き続きよろしくお願いいたします。
これを書いているのが10月28日の月曜日。いよいよカイシャづくりの本番まであと1週間となりました。早い!
カイシャづくりは、これが第一回目の企画であるため、スタッフである私たちも手探りの中、ここまできました。あ、申し遅れました、スタッフのサトルです。
約半年間、日曜日にオンライン会議に参加したり、放課後に教室で作業をしたりと本当にみんなお疲れさま、といいたいところです…
が、こうした振り返りは本番を終えてからたっぷりできると思うので、今回は本番1週間前のみんなの状況をレポートしようと思います。
7月末のプレゼンを終えて、企画とチームが決まったのが8月。そこから2カ月経ちましたが、チームとしての変化はあったのでしょうか。
スクールの授業でも、曜日や時間が違っていれば会うことは少なく、カイシャづくりで「はじめまして」の人がたくさんいました。
チーム間の連絡は、LINEのようなメッセージアプリ「Discord」を用いて行っています。
その中でのコミュニケーションだけを見ても、2カ月で変化が見られました。
8月はどのチームもほとんど発言がなく、通知もシーンとした状態でしたが、いまは気付けば誰かしらが何かしらのメッセージを入れてくれています。
参加者にとって、学校も年齢も違う相手とのコミュニケーションは不安を感じることも多いでしょうが、慣れてきてくれたのかなと嬉しく思います。
本番は、自分たちが作った商品やサービスだけでなく、部屋の飾りつけや来てくれたお客さんに楽しんでもらう仕掛け、CMやチラシなど、
準備しておくものがたくさんあります。商品だけでも大変なのに、全部作れるのか?と思う部分もありますが、みんな頑張って作ってくれています。
毎週、誰かが教室で作業をしていて、チームのメンバー同士で直接コミュニケーションを取り合っている姿もよく見られるようになりました。
ときにはふざけ合って進まないこともありますが、チームとしての仲が深まっているならいいかな、とも思います。(作業もお願いしますね)。
パソコンでゲームを作るチーム、3Dcadソフトを使って建築模型を作るチーム、ロボットを作って、それを見て楽しんでもらうチーム、オリジナルのリュックを作るチーム。
4つのチームが思い思いに作業を進めている姿は、見ていてとてもワクワクします。みんなが生み出す商品がどんなものになるのか。私も楽しみです。
こうした準備の様子やコミュニケーションで変化を見られるのはとても嬉しいのですが、もう一つ、私が感じた変化があります。
それが、カイシャづくりの半年で、よく話す人が増えたこと。
半年前はオンライン会議でもあまり発言しなかった子が、教室で会ったときやチームの打ち合わせで自分の思っていることを話してくれる。
これだけで、カイシャづくりを実施して良かったなと思えました(まだ早いですね)。
実際に社会に出れば自分の思いを伝えることが必要な場面がたくさん出てきます。カイシャづくりの中でその楽しさを感じていてくれたら何よりですね。
私たちがスタッフとして何かを企画しても、それを楽しんでくれるかどうかは参加者自身によるわけです。
一人でも多くの人に、参加して良かった、参加してこういう風に自分は変われた、こんなことを学べた、という実感を持ってもらいたい。
けれど、これが本当に難しい。こちらが意図している通りに伝わることの方が少ないため、どうすればもっと良くなるのかと試行錯誤の毎日です。
企画の総括は、また11月の本番が終わってから書くことになると思いますが、どうやら長々と書いてしまいそうです。
本番1週間前、みんな忙しい中、自分たちのカイシャをお客さんに楽しんでもらうために頑張ってくれています。
11月4日の当日、みなさまにもぜひ足を運んでいただき、みんなのカイシャを楽しんでもらえたらと思います。現場からは以上です。
4つのイベントでスタンプをゲットした皆さんに感謝の気持ちを込めて、景品をご用意しました!
どんな景品が当たるか、ワクワクしながらお待ちくださいね。
運命の瞬間まで一緒に楽しみましょう!皆さんの幸運を祈っています✨
16時からの抽選会に参加できない人には、4つのスタンプゲットで景品を用意しています!
次回のYononakaはクリスマス特別編ということで、現地開催です!
ファシリテーターはつかさ先生です。「劇」をテーマに楽しい体験型ワークを準備しています!いつもとはちょっと違う形で、コミュニケーションを楽しんでいきませんか?みなさんの参加を待っています!!
10月は「チャンス」というテーマでYononakaを行いました。
チャンスのイメージや各々の経験を共有したり、ピンチをチャンスに変える方法を考えたり、最後にはこれからのチャレンジを宣言するような流れになりました。自分の意見を共有し、他者からフィードバックをもらうこと、それによるコミュニケーションは楽しいですね!毎回ええ雰囲気で貴重な時間になっています☺
マイクラ発表会用のオリジナルワールドが完成しました!
今回のテーマは「八尾のまちへ観光地を創ろう」
久宝寺緑地の広大な敷地に観光地と宿泊施設を自由に作ってください。
観光資源から組み合わせても良いし、もちろんオリジナルの観光資源でもOKです!
そして、観光地で問題になっている「オーバーツーリズム」についての解決策も考えてワールド内に仕掛けをつくって発表してください😊
八尾のまちがどんな観光地に変わるのか!? 楽しみにしています✨✨
今回のテーマは、みんなに楽しんでもらえる観光地についてのアイデアを考えカタチにします!
日本にはたくさんの観光地があり、これからいろんな国からのお客さんが来るようになります。
八尾のまちにも「行ってみたい!」と思えるような観光地を創り、ずっと素敵な場所であり続けるようにいろいろな工夫を考えて発表してください!
皆さんのチャレンジ待っていま~す