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keepon
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vol.54
2024.8.22
今回の発表会テーマは、「健康ロボット」でした。
健康と一言で言っても、「食べる、寝る、運動」といった日常的なものから、「予防、治療、リハビリ」という病気やケガにかかわるものなど様々です。
自分が考える「健康」でもいいし、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんにヒントをもらってもOKという形で作ってもらいました。
発表会にあたって普段の授業で作っていたものから「健康ロボット」に工夫して作り変えてくれた人もいました。
自動車ロボットやゲームのロボットを、薬を運ぶ自動車や認知症予防ゲームのロボットにするなどアイデアが豊富な発表会となりました。
私たちスタッフ側も「あっ、そういう健康につなげられるのか!」という驚きがたくさんあったなと感じます。
他にも注射をしてくれるロボットや、不健康な状況をあえて生み出して、反面教師的に健康の大切さを伝えるロボットなどもありました。
高齢化や熱中症など、この十数年の間でも、医療の発達や環境の変化によって「健康」の常識が大きく変わりました。
子どもたちの目線で「健康」を表現したものが、私たち大人にとっても大きな気付きにつながるのだと思います。
小学校低学年から中高生に至るまで、みんな思い思いの「健康ロボット」を作ってくれました。
みんなの作品を見て、コメントをいただくと共に「健康」について家族で話すきっかけにしていただけたらと思います。
今回の発表会も、順位をつけずにみんなが思う「健康」をロボットやゲームで表現してもらいました。
他の人の作品を見て、健康に対する考え方を広げてもらえたらと思います。
スタッフとして感じたのは、前回の発表会では話す際に緊張していた子が、しっかりと自分のことばで説明してくれるようになったなということ。
7月に「カイシャづくり」というカリキュラムで、参加者には約40人を前に「プレゼン」を経験してもらいましたが、多くの子が緊張したと言っていました。
まずは、自分の作ったロボットをスタッフと一対一で動画に撮りながら説明する。
そうした小さな発表の場から慣れていき、ゆくゆくは多くの人の前で堂々と発表できるようになってくれたらと思います。
こうした発表会は年三回実施していますので、みんなのアイデアを表現する場、発表の練習をする場として存分に活用してください!
早いもので8月も残すところあと一週間。みなさん夏休みの宿題はもう終わりましたか?
この時期は夏休みが終わってしまう悲しさと、新学期が始まるワクワク感がごちゃまぜの気持ちだったスタッフのサトルです。
私が小学生のときの夏休みは、日帰りで海に行ったり、家族で旅行したりといつもとは違う場所へいけることが楽しみでした。
今回は「Q.まちに必要なモノは?」という普段生活している「まち」や遠出した先の「まち」に関するYononakaのテーマについて書いていきます。
最近のYononakaでは、テーマに対しての一人ひとりの考えや思いを知りたい、ということで他の人が言わなそうなことで、という注釈をつけています。
みんなが考える「まちに必要なモノ」にはどんな切り口があったでしょうか。
回答では、ゲームセンターやビル、スーパーなどの建物、ご近所さんや平和、空気など日常的でありながら、たしかになあと思わされる要素もありました。
海や川が近い、隣町と交流がある、まちの見た目など立地や環境に注目してくれた意見もあり色々な見方があるなあと感じました。
「まち」ということばで連想するものは、普段みんなが生活する中で当たり前に触れているものなのかな、という気がします。
「まち」には二つの漢字がありますね。「町」という字と、小学校の高学年か中学生くらいで習う「街」という字。
「町」は「ちょう」とも読み、住所に入っている人も多いのではないでしょうか。
この「町」は「街」と比べて大きなまちを表していて、「街」は「町」の中にある人が集まるところ、といった意味だそうです。
横浜にある中華街や、身近なところでは商店街などに使われる「まち」ですね。その商店街、みなさんの家の近くにはあるでしょうか?
私のおばあちゃんの家は、駅から商店街を抜けた先にありました。
小学生のときは毎回商店街でイカ焼きを買ってもらって食べ歩きながらおばあちゃんの家に行く、というのがお決まりのルートでした。
先日、久しぶりにこの商店街を訪れたとき、イカ焼き屋さんは閉店していて、他の多くのお店もシャッターが閉まっていました。
Amazonやイオンモールといったネットショップや大型商業施設が主流となり、経営者の高齢化などもあって全国的に商店街は衰退してきています。
少し寂しい話ですが、商業施設が近くにできれば、その町に住む人の中には生活が便利になった、と感じる人も多いのではないかと思います。
「街」が衰退する裏で「町」が便利になって盛り上がる。こうした変化が全国で起こっていますが、「街」を衰退させずに盛り上げる方法はないでしょうか?
ある地域では、商店街の空き家となった場所に、他の町のお店を呼び込んだり、古くなったお店をリノベーション(改装)したりする工夫を凝らしています。
年に一度、お祭りやイベントなどで特別なお店が出店するとなれば、商店街にもお客さんが来そうな気がしますよね。
また、お店がきれいでおしゃれだったりすると少し立ち寄ってみようか、と思うかもしれません。
私のイカ焼きの話ではないですが、商店街には商店街ならではの温かさや思い出があるのではないかなと思います。
通学路に商店街があって、いつも「いってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」が行き交うような交流があれば、
大人になったとき、その人にとっての自分の町に必要なモノは「商店街」となるかもしれません。こうした「街」から「町」を良くしていけたら素敵だなあと感じます。
土日に家族で買い物に出かけるとき、普段行くショッピングモールやスーパーではなく、たまには近くの商店街に足を運んでみてはいかがでしょうか?
子どもたちにとっては「地元」や「ふるさと」になる「まち」。親御さんにとっても家族の思い出がずっと残っていく一番身近な「まち」。
普段とは少し違った目線で、あなたの「まち」を見てみると、新しい発見がたくさんあるのではないかな、と思います。
ちなみに私の「まちに必要なモノ」は「河川敷」ですね。中学3年生のときに受験勉強から逃げるときにいつも走りに行っていた思い出の場所です。
もうあれから十数年経つのかと思うと歳をとったなあと感じます。河川敷はいまもあの頃のままなんですけどね…。
「プラレールのまちをつくろう」8/2(金)
お借りしたプラレールを、電車好きなスクール生とフリースペースで伸び伸びと走らせましたよ✨✨
・レールをつなげる!
・ブロックでまちにあるものをつくる!
・プログラミングで信号&踏切をつくる!
3つの係に分かれて、わいわい楽しくプラレールのまちづくり🚃
「広いスペースで走らせるって気持ちいい!」
「こんな沢山のレールや電車でつくってみたかった!」
ロボットの出前授業をさせて頂いてる「わんだ〜らぼ都島」さんには、今回の3倍以上のプラレールがあります!
いろんなイベントを開催されていますので、気になる方は是非遊びに行ってみてください😀